ページをめくると、見慣れたはずのムーミンたちが、どこか新鮮に語りかけてきます。それは、この絵本がフィンランド語版だから。
子どものころから親しまれてきたキャラクターも、母国語で描かれた物語を手にすると、まるで北欧の空気をそのまま閉じ込めたような感覚に包まれます。
原作とフィンランド語のつながり
ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンはスウェーデン語で作品を執筆しました。その後、作品はフィンランド語に翻訳され、国中で広く愛されるようになります。
だからこそ、フィンランド語版の本は「フィンランドで暮らす人々が日常的に親しんできた姿」に近いのです。文字の響きや言葉のリズムが、その土地の文化をより身近に感じさせてくれます。
飾って楽しむ、北欧の空気
・リビングや本棚に
表紙や背表紙を見せて並べるだけで、北欧の空気感を演出。
・カフェテーブルに
お気に入りのマグと一緒に置けば、ちょっとした「フィーカ」気分。
・贈り物に
ムーミン好きな方へのギフトにも、ユニークで喜ばれるアイテムです。
ちいさな余白をくれる一冊
ただそこに置くだけで、日常の中にちいさな余白や遊び心をもたらしてくれます。